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土地購入や住宅購入前に「ハザードマップ」を活用して、地域の災害リスクを知ろう

住宅基礎知識
2018.06.22

地震や津波、洪水など、私たちは常に予期せぬ自然災害に遭う可能性があります。そのため住宅や土地を購入する際、希望するエリアの”災害リスク”は気になるところです。そこで今回は、自然災害のリスクを事前に知ることができる「ハザードマップ」についてご紹介します。

 

エリアの災害リスクを知ることができるハザードマップ

物件を探していると、「周辺環境」や「値段」などを重点に置いて探してしまいがちですが、地震や洪水などをはじめとした”自然災害リスク”も考慮しなければいけません。そんな時に役立つのが全国の市町村でまとめられている「ハザードマップ」です。岡山県でも各市町村ごとにインターネット上で公開されており、洪水、土砂、津波、地震など、購入を検討しているエリアの自然災害リスクを調べることができます。

 

では「ハザードマップ」をどのように活用すればよいのでしょうか? 最初に確認したいのは、希望するエリアの周辺や子どもが通学する学校周辺の自然災害リスクです。洪水や土砂災害など、予測される被害の大きさや種類によってマップ上に色分けされているので確認しておきましょう。

そして災害リスクを確認したら、次に確認したいのが”避難経路”です。自宅や学校、職場から避難場所まで移動する際、災害が発生すると洪水や建物の倒壊、地割れなどで安全に通行することができなかったり、二次災害のリスクに遭う可能性もあります。そのため希望エリア周辺だけではなく、通学路・通勤路の安全性という観点から調べておくことも大切です。

 

 


 

 

こうしたハザードマップを確認することで、将来その土地に起こる可能性のある自然災害を予測することができるようになります。しかし注意したいのが、ハザードマップで表示された通りの自然災害が起こるわけではなく、予測を大幅に超えるような被害が出る可能性もあるということです。そのため、ハザードマップはあくまでも参考として活用しながら、地元の不動産会社や近隣に住んでいる知人などに話を聞いて、生の声を集めることも大切です。

 


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