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住まいの光熱費ダウンと省エネをかなえる住宅で実現するエコライフ

注文住宅
2018.05.18

「電気」や「水道」など、住まいで発生するエネルギー消費量を抑えて、光熱費を大幅に節約できる省エネ住宅は、国からの補助金制度や住宅ローン控除といったコスト面のメリットもありニーズが高まっています。しかし省エネ住宅に興味はあっても、どんな働きをしているのか詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、最近の省エネ住宅の特長を調べてみました。

 

省エネ住宅に大切な要素は「気密・断熱」「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」

まずは最近の省エネ住宅の基本となる、「気密・断熱」「省エネ」「創エネ」そして「蓄エネ」の働きについて知っておきましょう。
●住まいの基本性能を高める「気密・断熱」
建物自体の気密・断熱性能を高めることで、室内の温度環境を快適に保ち、冷暖房などのエネルギー消費量を抑えることができます。また気密・断熱に優れた住まいは家の中の温度差が少ないという特徴もあるため、結露やカビなど劣化の原因となってしまうものの発生を抑えて、建物の長寿命化にも効果を発揮します。

 

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●節電や節水を叶える「省エネ」設備

近年では当たり前になった、寿命が長く消費電力のすくないLED照明や、節水モデルのトイレなど、「省エネ」性能の高い住宅設備を採用することで、住まいのランニングコストを大幅にカットします。

 

●自宅で電気を生み出す「創エネ」設備
太陽光発電をはじめとした「創エネ」設備で生み出した電気は、自宅で消費するほか、余った電力は電力会社に売却することができます。また災害などの停電時でも、日中であれば発電することができるため、非常時にも効果を発揮してくれます。

 

●創った電気を貯める「蓄エネ」設備
太陽光発電システムで生み出した電気や、割安な深夜電力を蓄電して、日中や停電などの非常時に利用することができるのが、蓄電池に代表される「蓄エネ」設備です。

 

ご紹介「気密・断熱」「省エネ」「創エネ」「蓄エネ」は、それぞれ単独でも効果がありますが、省エネ住宅の考え方では、これらをうまく連動させることで、エネルギーを効率的に使用することが重要視されています。

 

進化するエコな住宅によって暮らしが変わる

また上で紹介した4つの要素のほかに、住まいで使用しているエネルギーを分かりやすく数値で”見える化”してくれるHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)と、ネットワークを連動させるIoT(インターネット・オブ・シングス)による、未来の暮らしも徐々に広がってきています。
たとえば電気やガスなどの使用料をモニターでチェックできるだけではなく、エアコンや換気などの空調設備を自動制御して効率的に電力を節約してくれたり、スマホやタブレットなどで離れた場所にある電化製品をコントロールすることもできます。照明の点灯状況を把握して電気の消し忘れを防いだり、外出先からエアコンを制御して帰宅時に快適な室内環境をつくったりすることも可能になります。

 

今回ご紹介した様々な機能や設備をフルに活用した省エネ住宅は、一般的な住まいに比べてまだまだ費用が掛かるのが現状です。しかし補助金の制度や減税なども期待できるため、これから住まいづくりをされる方はぜひ取り入れて、ご家族にとって快適なエコライフを実現してください。


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