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中古住宅の基礎知識:築年数によって左右される、リフォーム費用を知ろう

中古住宅
2018.06.08

これからマイホームを購入しようとしている方の多くは、新築一戸建てやマンションを思い浮かべると思いますが、最近では「中古住宅 + リフォーム」を選択される方も増えているそうです。しかし中古住宅は、築年数によってリフォームが必要な個所や工事の内容にさがあるため、それらを見極めたうえで、中古住宅を購入することが大切です。

 

築年数別中古住宅で必要なリフォームと費用の目安

物件の状況や工法などによって、必要なリフォーム工事の内容は異なりますが、ここでは築年数ごとに必要となるリフォーム費用の目安を見ていきましょう。

【~築5年未満】

ひと目見て分かるような大きな傷や劣化がなければ、ほぼそのまま住むことができます。全室のクロスを張り替えた場合、30坪の住宅で40~50万円程度の費用が目安となります。しかしクロスの種類によって値段は大きく左右されるため、素材やデザインにこだわる場合は注意が必要です。

 

【~築10年以上】

上記のクロス張替えに加えて、ダメージを受けやすい外壁やを修理したり再塗装する必要が出てきます。その場合の費用は~100万円程度となります。また同様に屋根の塗り替えリフォームが必要な場合は、~80万円程度が必要となります。いずれも住宅の性能に関わる部分となるため、購入前に修理歴をしっかり確認しておきましょう。

 

【~築15年】
水まわりが老朽化している可能性があるため、修理や交換が必要になるでしょう。また築年数が経過している場合、キッチンの使い勝手がよくない場合があるため、システムキッチンに交換するリフォームを行うケースも少なくありません。その場合の費用は、システムキッチンのグレードにもよりますがおよそ60~100万円程度が目安となります。そのほかお風呂のリフォームを行う場合は、ユニットバスの交換に~100万円、洗面台の交換に約10万円程度が必要となります。

 

中古住宅の購入前に修理箇所やメンテナンス履歴の確認を

中古住宅はこれまで入居していた人の暮らし方や、メンテナンスの頻度によって、劣化具合やリフォームの有無が大きく異なります。そのため中古住宅の購入を考えている方は、不動産会社にこれまでのメンテナンス履歴を確認するとともに、現在修理が必要な個所を確認しておきましょう。とはいえ素人が判断することは難しいため、ホームインスペクション(住宅診断)を利用するなど、第三者の専門家の協力を仰ぐこともお勧めします。

 

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