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無垢フローリングと複合フローリングどちらを選べば良いの?それぞれのメリット・デメリットをご紹介

注文住宅
2018.07.09

フローリング(床材)は室内全体に占める割合が大きく、住まいの印象を決める重要な素材のひとつです。フローリングの種類は大きく分けて「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類がありますが、今回は、それぞれのフローリングのメリット・デメリットを紹介します。

 

無垢フローリングの特徴とメリット

無垢フローリングの魅力は何といっても、天然木にしか出せない肌触りや風合いの良さが挙げられます。また天然素材が本来持っている調質作用も優れているため、湿気によって表面がベタついたり、冬に冷たさ比較的感じにくいというメリットも挙げられます。そのほか経年による変化を楽しむことができるため、年がたつにつれて色が変わっていったり、傷やヘコミなども味になるでしょう。

 

無垢フローリングのデメリット

天然木を味わうことができるという大きなメリットがある一方、木が伸縮することによって隙間が生まれたり、”そり”が起こってしまうというデメリットがあります。そのため経年による変化や傷などを味として捉えられなかったり、気になるという方はオススメできません。また後程紹介する複合フローリングに比べて、量産が難しいため材料そのもののコストや施工費用が高くなってしまいます。

 

複合フローリングの特徴とメリット

無垢材と比べると安価で量産が可能なため、品質に差が生まれにくいというメリットがあります。また種類も多く防音性や耐久性に優れたもの、ペットの飼育に向いた傷のつきにくい仕上げや、メンテナンスフリーのものなど、耐久性が高い製品が多く用途に応じて選ぶことができます。またデザインにも幅があるため、家具の雰囲気に合わせて好みのフローリングをコーディネートできるというメリットもあるでしょう。

 

複合フローリングのデメリット

無垢フローリングと比較すると無機質な仕上がりになったり、独特の肌触りを得ることは難しいでしょう。また耐久性に優れていると言っても経年による変化は避けられず、無垢材のように傷や経年変化を楽しむことはできないというデメリットもあります。

 

いかがでしたでしょうか。大まかにまとめると木の質感や風合いにこだわりたい方は「無垢フローリング」。デザインや柄にこだわったりメンテナンス性を求める方は「複合フローリング」がオススメといえます。そのほか住まいで使用する家具やインテリアなどにもよって雰囲気はガラリと変わるため、それぞれのライフスタイルや好みのデザインに合わせて慎重に選ぶことが大切です。室内の印象を決めるフローリングの特性をよく知ったうえで、素敵なマイホームを実現しましょう。

 

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