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年収300万円台でも新築一戸建てはムリなく購入できる? 住宅ローンの借入や、コストを抑えた家づくりのポイント

資金計画
2019.04.12

「いつかは新築一戸建てを購入したい!でも年収が上がるかわからないし、難しいかも……」と、マイホームをあきらめている方もいるのではないでしょうか。しかし年収300万円台でムリなくマイホームを実現されている方も多くいらっしゃいます。そこで今回は年収300万円台の家庭をベースに、住宅ローンを組む際のポイントやコストを抑えた住まいづくりのポイントについて紹介します。

 

年収300万円台で住宅ローンはどうなる?購入後の暮らしも考えておこう

長期固定金利住宅ローン「フラット35」が2017年に行った利用者調査によると、フラット35を利用して注文住宅を建てた人のうち、約23.5%が世帯年収399万円以下という結果が報告されています。このことからも、年収300万円台で注文住宅を建てている方は多くいることが分かると思います。それでは住宅ローンを組む時には、どんなことに注意すればよいのでしょうか?
住宅ローンを借り入れる際に目安となる、ローン返済の金額は一般的に”年収の1/4″といわれています。たとえば年収が300万円の場合は75万円が住宅ローンの返済に充てられる金額ということになります。しかしここで注意しなければいけないのが、残りの金額で十分な暮らしができるのか?という点です。残りの金額を生活費や貯蓄、子供の養育費など……必要な金額は、家族構成やライフスタイルによって異なるため、予め自分の生活費などを試算してみることをお勧めします。

 

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コストを抑えながら理想を叶える家づくりのポイント

自分たちのライフプランを考えて、理想的な住宅ローンの返済計画を立てたとしても、いざ住まいづくりをはじめると、「あれもしたい、これもしたい」と予算がオーバーしてしまうのはよくあることです。しかし同じ施工面積でも、プランや間取りの工夫で予算が大きく変わることも事実。コストを抑えながら理想の家づくりをかなえるためには、次のようなポイントを考えてみましょう。

 

1.住まいの構造はシンプルな形状の”総二階建て”に

1階と2階の面積が同じ“総二階建ては、凹凸のある家に比べてコストを抑えることができます。例えば同じ床面積だったとしても、複雑な形状の住まいと、正方形・長方形のシンプルな形状の住まいでは、前者の方が表面積が大きくなるため下地材や仕上げ材などが多く必要になり工事費も割高となります。また総二階にすることで、屋根の面積を減らすことができるため、コスト減につながります。

 

2.部屋数を少なくすることでコストを抑える

建物の形状のほか間取りをシンプルにすることでもコストを抑えることができます。部屋数を増やしてしまうと、それだけ壁を作らなくてはならないため費用がかかってしまいます。たとえば子供部屋は大きな空間で作っておき、子どもが小さい間はパーティションや収納家具で仕切るなど、工夫することでコストを抑えることができます。

 

3.外構もシンプルにするほか自分たちで仕上げる

外構をシンプルなデザインにするほか、自分でタイルやブロックを施工したりするなど、自分たちで仕上げることでコストダウンにつながります。しかしシンプルにしすぎてしまうと、家の中が外から見通せるようになってしまうなど、プライバシーやセキュリティの面で問題が出てくる可能性があるため、気を付ける必要があります。

 

とはいえコストダウンばかりを優先してしまうと、楽しく家づくりができなくなってしまうため、こだわりたいところは思いきりこだわり、必要ないと思ったものは削減するメリハリが大切。住宅ローンを無理なく返済するためにライフプランから検討したり、建築コストを抑える工夫をすることで年収300万円台でも理想のマイホームを実現できる可能性は高まります。ぜひ今回五勝した内容を考えてみながら、ムリなく理想の暮らしが実現できるマイホームを目指してみてください。


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