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購入前に考えておきたいマイホームと税金の話。「固定資産税」について

資金計画
2017.09.29

土地・住宅購入の資金、家具・家電に引っ越し費用など……入居までに様々なお金が必要となるマイホームですが、入居後の資金について考えることも大切です。住み始めてから「意外と負担が大きかった……」という事が無いように、住まいを購入する前に知っておきたい、固定資産税の基本的な知識についてご紹介します。

 

マイホーム購入後に必要となる「税金」とは?

車を所有していると必要になる「自動車税」のように、土地・建物を所有していると「固定資産税」の支払いが義務付けられます。

皆さんの周りで空家や空き土地を相続して、「固定資産税を払い続けるのが大変……」という方はいないでしょうか。同じように新築住宅を所有している場合でも、「固定資産税」を納めなければいけません。

 

まずは、気になる税率について確認してみましょう。

支払わなければならない金額は、「固定資産税評価額」によって決められ、この評価額に税率をかけて計算します。

固定資産税=固定資産税評価額×1.4%(標準税率)

 

 

マイホームに適用される固定資産税の減額措置について知ろう

ある程度決まった金額とはいえ、自動車税や住民税のように”忘れたころ”にやってくる支出は家計に痛いものです。

そこで知っておきたいのが固定資産税に適用される減額措置です。

 

【一戸建て新築住宅に対する軽減措置】

平成30年3月31日までの間に建てられた新築物件に対しては、一定の要件を満たした場合に限り、家屋にかかる固定資産税を2分の1にする、といった軽減措置があります。

1:新築である

2:床面積が50㎡以上280㎡以下である

 

【小規模住宅用地の特例】

小規模(面積200㎡以下)の住宅であれば課税標準額を6分の1、 一般住宅(面積200㎡超)の場合には3分の1ににする特例があります。

 

1:200㎡までの小規模住宅用地…1/6減免措置

2:小規模住宅用地以外の住宅用地…1/3減免措置

 

また、上記のような要件以外にも、耐震改修工事・耐震建替え・バリアフリー改修工事などを行い条件を満たした場合に、固定資産税が減額される措置もあります。

 

 


 

 

マイホームを購入する前に、固定資産税を確認しよう

マイホームを所有している限り、支払い続けなければならない「固定資産税」。これから住まいづくりを考えている方は、住宅購入予算だけではなく、建てた後にも必要になるお金のことも頭に入れておくと安心です。

 

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