おうちの中に半屋外の癒し空間!インナーバルコニーのメリットを知って住まいに取り入れてみよう
- 住宅基礎知識
- 2020.12.10
一般的にバルコニー・ベランダは、屋根のない屋外空間を指しますが、建物のなかに入り込むように設置された“屋根のある空間”はインナーバルコニーと呼ばれます。外観もすっきりとしてオシャレで、開放的な空間が生まれるため、人気が高いインナーバルコニーのメリットを知って、住まいづくりの参考にしてみてください。
アウトドアリビングとしても活用できる!
インナーバルコニーは建物のなかにありながら、屋外の開放感も得られる贅沢な空間。寝室などの居室と隣接させたり、テーブル・チェアを置いたりするだけでプライベートなアウトドアリビングが生まれます。そのほかおうちのなかでガーデニングや家庭菜園をしたり、アウトドアソファを置いて寛ぎスペースにしたりするのも良いかもしれません。
住まいのなかに外部空間を取り入れた間取り
インナーバルコニーをリビングに隣接させたレイアウトにすれば、住まいのなかに外部空間を取り入れた暮らしを満喫できます。またバルコニーの床材をリビングと合わせることで、“続き間”のように演出でき、屋外と室内を結ぶような、シームレスな空間が生まれます。
雨でも快適な暮らしを実現してくれる
屋根が付いているインナーバルコニーは、天候に左右されず過ごすことができる空間。そのため降雨が心配な日でも、洗濯物を安心して干すことができます。またベランダストッカーなどの収納箱を設置しても、紫外線による劣化をある程度防ぐことができるため、クローゼットのほか、室外にプラスアルファの保管場所としても活躍しそうです。
目隠しにもなるためプライベートな空間が保たれる
インナーバルコニーは建物のなかに入り込んでいるという性質上、外から見た場合視線がさえぎられる作りとなっています。そのためインナーバルコニーの内部および、その奥の室内の様子も見えづらく、適度な目隠しとしての役割を果たしています。
インナーバルコニーには上記にあげたようなメリットがありますが、通常のベランダ・バルコニーと比べても、コストがかかってしまうため、どのように取り入れるのかを明確にしておくことが大切。「なぜ必要なのか」「どのように活用していくのか」としっかり考えて、納得のいく住まいを手に入れましょう。
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