子育て家族にオススメの住環境 大型(大規模)分譲地のメリットとは?
- 注文住宅
- 2017.09.12
皆さんが住みたいエリアを選ぶとき、優先することは何でしょうか?
小さなお子さまがいらっしゃるご家庭だと、「子どもの学区」や「実家の近さ」などが挙げられると思います。
また車社会の岡山であれば「職場までの交通アクセス」や「幹線道路への近さ」などでしょうか。
ご自身やご家族にあった土地えらびを実現するためには、立地やコミュニティの特徴を知ることが大切です。
そこで今回は「大型分譲地のメリットとデメリット」についてご紹介いたします。
ゆとりある敷地で安心・快適な街づくり
主に郊外に立地する大型分譲地ではその広さを生かして、お子さまを安心して遊ばせられるよう整備された公園や、住民同士のコミュニケーションを育む歩行者専用の遊歩道など、ゆとりある街づくりをしていることが大きなメリットとなります。
また分譲地内の道路についても、安全・安心に配慮されています。住人以外の人に抜け道として利用されないよう袋小路になっていたり、緩やかなカーブを付けたりすることで車のスピードが出すぎないよう抑制されているなど、小さなお子さまのいらっしゃるご家族にとっては安心できる環境と言えるでしょう。
- 街全体で美しさやさ、住み心地を作り上げている
- 分譲地内に住人以外が侵入しにくく、安全性に配慮されている
同じ世代、価値観の家族が集まりやすい
新規分譲された大型分譲地であれば、多くの子育て世代が集まってきます。
お子さまにとっては年齢の近いお子さまが友だちになることで、上下級生間の自然なコミュニケーションが生まれます。また親同士であればママ友と出会うチャンスも多くなります。そこで同世代ならではの悩みを共有したり、情報共有できるというメリットが生まれます。
- 家族構成や価値観などが似ているので、ちょうどよいご近所づきあいができる
- 新しいコミュニティが築かれるのでご近所付き合いに不安がある人も安心
分譲モデルで暮らしをイメージできる
またこうした大規模分譲地では、販売されている宅地に住宅会社の分譲モデルハウスが立っている場合があります。モデルハウスが集まった「住宅展示場」との大きな違いは、”等身大サイズ”で建てられていることです。
その土地の形状を活かした間取りや、日当たり・風通しなど工夫されたモデルハウスは、これから住まいづくりをしようと考えているご家族にとって大きな参考になるうえ、もし自分たちのライフスタイルにフィットしていて、納得できる値段であればそのまま購入することができます。
- 分譲地内に建てられたモデルハウスで、”リアルな暮らし”をイメージできる
- プロの工夫やアイデアが凝らされたモデルは、マイホームの参考にもなる
大型分譲地のメリットも知っておこう
ゆとりある街並みで同世代の家族が集まりやすいという、子育て家族にとって多くのメリットがありますが、あらかじめデメリットも把握しておくことも大切です。すべての大型分譲地に当てはまるわけではありませんが、「こういう場合もある」ということを知っておきましょう。
建築条件が付いている場合がある
分譲地で販売されている区画の中には、指定の住宅会社で家を建てることが条件として売りに出されている“建築条件付き”のものがある場合があります。そのため「どうしても、この会社で建てたい」という、希望の住宅会社がある場合は条件が合わないことがあります。
同世代の世帯が多く同じように年をとる
同じ世代の世帯が集まりやすいということはメリットになる一方、将来、子どもが独り立ちして住宅ローンを払い終える頃には、将来同じ年代の高齢者ばかりの街になってしまうという側面もあります。
ここまで紹介してきたように、大型分譲地には子育て家族にとってメリットがあります。
しかし一番大切なのは、ご家族の希望や理想のライフスタイルが、その場所で実現できるかということです。
もし迷ってしまったら不動産会社や住宅会社に相談してみることも大切。プロの目線からアドバイスをもらうことで、客観的に土地の良しあしを決めることができます。
これから土地さがしをされる方は自分たちの暮らしや立地条件と照らし合わせて、大型分譲地も検討してみてはいかがでしょうか。
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