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快適な暮らし心地を叶える注文住宅の収納空間づくりのポイント

注文住宅
2021.01.25

マイホームづくりへの要望で「なるべくなら収納をたくさん・広くつくりたい」という方は多いのではないでしょうか。しかし、むやみ収納を増やしても、持て余してしまったり居住スペースが狭くなったりしてしまいます。そこで今回は新築注文住宅を計画されている方に向けて、収納空間づくりのポイントとアイデアについてご紹介します。

 

注文住宅の収納空間。“計画段階”で気を付けたいポイントは?

収納空間をたくさん確保したとしても、快適な使い勝手にはつながりません。そのためマイホームの計画段階で知っておきたいのが、“適切な収納量”です。どれくらいの荷物があるのか、将来家族が増える予定があるのか、子供の成長に合わせた収納スペースがあるか……など、自分たちの暮らしを想像しながら収納するモノをリストアップしておきましょう。また居住するうちに荷物は増えていくものです。そのため自分の家族に合った収納量プラス、少し余裕を持ったスペースを用意しておくと良いでしょう。

 

収納空間の場所は、「動線」から考えてみよう

注文住宅の収納は家事動線や生活動線を考慮することで快適に使いやすくなります。たとえばタオルや下着、寝間着などの収納は脱衣所に確保する。外出時のコートは玄関収納に収納場所を確保する……など、どの家庭でも当てはまりそうな収納場所のほかにも、その家族ならではの生活スタイルや家事動線があるはずです。自分たちの暮らしを想像しながら、住宅会社に要望を伝えることで、より効率的な収納空間を確保することができるでしょう。
また使用頻度や使う場所に合わせて、収納場所を確保することも大切。使用頻度が高いものは居住スペースの近く、季節家電などは広い納戸など、計画段階で使い分けをイメージすることをおすすめします。

 

収納空間の大きさや奥行き、高さも重要

冒頭で述べたように収納空間は、広ければいいという訳ではありません。広くつくっても奥行きがありすぎて、奥にしまい込んだものが取り出せなかったり、デッドスペースが生まれて、せっかくの収納がムダになったりしてしまいます。そのため持っている荷物と収納スペースの大きさ、奥行き、高さが合っているのかチェックしておくことが大切。収めたいものや、使用頻度などをしっかりイメージしながら収納空間の大きさ、奥行き、高さを決めておきましょう。

 

階段下やロフトなどデッドスペースを活かす

クローゼットや納戸などの収納のほかにも、階段下やロフトといったデッドスペースを活用することで、空いたスペースを有効活用することができます。
・階段下収納
階段下のデッドスペースを利用した収納は、どの家庭でもよく採用されています。階段分の奥行きと高さがあるため収納力は十分。階段が廊下に配置されていれば掃除用具入れにしたり、リビングであればお子さまのおもちゃ入れにしたり……。階段が配置された場所によってさまざまな用途に活用することができます。

・ロフト収納
空間の活用として良く採用されるのがロフト。ある程度の広さを持った空間が確保できるため、書庫やシーズンオフの衣装をしまったりと、さまざまな収納に活用することができます。しかし出し入れの際には、はしごや階段を上り下りしなければならないため、収納するものは考慮しましょう。

 

収納空間づくりは広さや多さよりも、自分に合った使い勝手が大切。自分たちがどの程度荷物を持っているのか、必要な時に必要なものがすぐに取り出しやすいかなどを意識しながら、快適な暮らし心地を目指していきましょう。そして快適な新居を実現するためには、現状や要望を住宅会社に伝えることも大切。そのためにも収納計画もしっかり検討して住まいづくりに生かしていきましょう。


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