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新築建売住宅の購入には、どのくらいの時間が必要!?最短1ヵ月で入居できる?

住宅基礎知識
2021.02.19

「すぐにでも新居に入居したい」「子どもの進学が近いので急いで住まいを探している」「1ヵ月以内で家を購入することができる?」など、さまざまな事情からマイホームの購入・入居を急がれている方もいらっしゃいます。すでに完成している新築建売住宅は注文住宅と比較して早く入居することができますが、建売住宅購入にも、いくつかのプロセスがあります。そこで今回は、購入検討から入居までの流れについてご説明。「今からでも間に合う?」「どんな準備をすればいい?」という方は是非参考にしてみてください。

 

Step1:情報収集・資金計画を立てる

物件探しと並行して資金計画も立てましょう。自分がムリなく購入できる金額を知っておくほか、契約時の諸費用や購入後のランニングコスト、将来の貯蓄額等を視野に入れて試算することをおすすめします。

また新築建売住宅は通勤・通学のしやすさ、生活の利便性など生活スタイルや環境に合わせて絞り込んでいきます。しかし要望をすべて満たした物件には、なかなか出会うことはできません。そのためにも住まいに対する要望をリスト化して、優先順位を決めておくことが大切。これを決めておかないと「なかなか条件に合った建物がない」「もっといい物件があるのでは…?」となってしまい、住まい探しが長引いてしまいます。

 

Step2:物件見学(内覧)・検討

希望に近い物件が見つかったら、どんどん物件見学してみましょう。新築建売住宅であれば現地の周辺環境や、建物の室内外すべて見学することができるため、様々な視点からチェックすることができます。その際、確認しておきたい事や聞きたいことがあれば、同行してくれた住宅会社の担当者に積極的に質問することをおすすめします。時間がない中で住まい探しをする場合、住宅に関する知識は不足しがちです。そのためにも住宅会社の担当者とコミュニケーションを取って、効率よく情報収集をしていきましょう。

 

Step3:購入の申し込みと住宅ローンの審査

「これだ!」という物件が見つかったら購入の申し込みをします。これは売買契約ではなく、購入意思を示すための段階。売主によっては申込証拠金を求められる場合があります。その後、住宅ローンの事前審査へと移り、支払い能力があるかどうかが審査されます。一般的に住宅ローンは2回の審査があり、この段階が1回目となります。

 

Step4:物件の売買契約

建物を購入するにあたって物件の内容や取引条件の確認を行う「重要事項説明」を受けた後、売買契約を締結します。契約の際には手付金を支払います。

 

Step5:住宅ローンの借り入れ申し込み

不動産売買契約が完了したら、住宅ローン本審査を申し込みます。審査の結果は一般的に2~3日で分かりますが、金融機関によっては1~2週間かかることもあるようです。

 

Step6:物件の立ち合い

住宅ローン本審査の承認を得られたら引き渡しとなります。すべての設備が問題なく使用することができるのか、汚れや破損がないかなどを確認します。入居後にトラブルのないように気になったことは、どんな小さなことでもいいので聞くようにしておきましょう。

 

Step7:引き渡し・入居

引き渡しの手続きが完了すれば、物件の所有者は買主に移ります。入居・引っ越しとなりますが、荷造りや引っ越し業者の手配などやることはたくさんあるため、余裕をもって準備しておきましょう。特に1~3月の引っ越し前シーズンは混み合う可能性があるため、早めに段取りをしておくことをおすすめします。

 

 

スピード感をもって入居することは大切ですが、同時にしっかり計画を!

新築建売住宅の入居までにかかる期間は平均すると1~3ヶ月ほどですが、早い場合は1ヵ月程度で入居できるケースもあります。しかし前述した通り、物件に求める要望が厳しかったりすると、「なかなか良い物件が見つからない……」ということになってしまうため注意してください。またマイホームの購入は生涯に一度となる大きな買い物。どれだけ急いでいても後で後悔しないように、しっかりと住まいに対する優先順位を決めて計画を練ったうえで、住まい探しを始めることをおすすめします。


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