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住宅会社の選びかた:注文住宅の依頼先を知って理想の住まいをかなえよう

注文住宅
2020.02.03

住宅会社には「ハウスメーカー」「工務店・ビルダー」「設計事務所」といった種類があり、それぞれに会社規模や施工の方法が異なります。そのため、自分がどのような家づくりをしたいかによって、注文住宅の依頼先を選ばなければなりません。そこで今回は住宅会社の特徴と、選びかたをご紹介します。

 

全国規模で展開していることによるスケールメリット「ハウスメーカー」

注文住宅の建築を考え始めた方の多くは、まず「ハウスメーカー」を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし一口にハウスメーカーといっても木造系や軽量鉄骨、重量鉄骨など、それぞれの会社で得意な工法や構造に違いがあります。共通したメリットとして挙げられるのはなんといっても規模の大きさや知名度です。自社工場で部材を加工して、設計から施工、アフターメンテナンスまで一貫して行っているほか、全国各地に展示場やモデルハウスがあるため、すぐに自分の目で建物を確認することができます。また住宅会社によって差異はありますが、工場で生産することによる効率化や工事の簡略化によって、建築工事の時間が工務店と比べて短い点もメリットとして挙げられるでしょう。そのほか会社規模の大きさによる、アフターメンテナンスの充実や独自の長期保証期間など住み始めた後の安心もあります。ハウスメーカーはそれぞれのデザインやブランドのイメージがハッキリしているため、「こういう家が建てたい」という希望が合致すれば、依頼先も選びやすくスムーズに決めることができるでしょう。

 

地域に密着したきめ細やかさや柔軟な対応力「工務店・ビルダー」

「工務店・ビルダー」といっても会社の規模や得意とする工法などは多種多様です。年間100棟以上を建てているような会社から、棟梁をはじめ少数で“昔ながらの大工さん”のようなイメージの会社、ハウスメーカーのように企画商品をもっている会社もあります。またデザイン力や技術力、サポート力など工務店によって差が大きいため、個性ある工務店の中から、自分たちに合った家づくりのパートナーを選ぶことが大切になります。また工務店の多くは地域に密着している会社が多いため、希望している土地や周辺の状況にも詳しく、きめ細やかな対応が期待できます。そのほか工務店で住まいを建てる人の多くは、友人や知人からの紹介というケースがほとんど。そのため地域で長く営業している工務店は、お客様からの信頼が厚く、信頼できる目安となるでしょう。

 

設計力で理想の住まいを実現できる「設計事務所」

設計事務所の家づくりの特徴は、要望や予算に応じたオーダーメイドの家づくりです。そのためマイホームの具体的なイメージを持っていたり、細かいこだわりがあるのであれば設計事務所に依頼することで、理想通りの住まいに近づく可能性が高くなります。また設計事務所は設計を行ったうえで、その図面をもとに工務店に依頼して建築を行います。そのため、施工中は施主に近い立場に立って第三者の目線でチェックしてくれるため、安心感があることもメリットのひとつです。一方で施工業者とは別に設計料支払うことになるため、工務店に依頼するケースと比べると金額は高くなります。またこだわりのデザインを実現するため、施工コストが高くなる場合もあります。設計事務所によって個性は様々ですが、最も大切なのは自分の価値観に共感して、同じ完成イメージを共有してもらうことです。住まいのデザインはもちろんライフスタイルについても共感しあうことができれば、あなたに合った提案が期待できるでしょう。

 

このように住宅会社には、それぞれのメリットや特徴があります。家づくりのパートナー選びで大切なことは、各住宅会社の情報を集めて特長を理解すること。条件を吟味して自分たちに合った住宅会社を選ぶことができれば、その後のプランニングや施工がスムーズになります。まずは自分たちのマイホームの要望と、住宅会社のメリットを照らし合わせて、自分たちに合った理想の家づくりを実現させましょう。


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