【注文住宅の工法基礎知識】大手ハウスメーカーも採用している「ユニット工法」のメリットとは?
- 住宅基礎知識
- 2018.04.18

注文住宅の建築工法には、木造、2×4、鉄骨、コンクリート造……など様々な種類があり、その中身は工法によって大きく異なります。今回はその中でも、工場で造られる「ユニット工法」についてご紹介します。
工場で造られる住宅「ユニット工法」とは
ユニット工法とはその名のとおり、直方体の“ユニット(箱)”を組み上げて建築する工法です。あらかじめ工場で、内装や設備、外壁などの取り付けまで行ったものを、現場でクレーン車を使って組み上げていきます。大半が工場の生産ラインで造られるため、安定した品質を保つことができるというメリットがあるほか、工期も大幅に短縮できることが特徴です。また“工場で造られる” という印象から鉄骨系を思い浮かべるかもしれませんが、木質系ユニット工法もあります。
メリット01:工期が短くすぐ入居できる
前述したとおり、工場で組み立てから外壁の取り付けなど、家づくりの行程の約80%を終えているため、現場での工期は約2ヵ月程度と非常に短いのが特徴です。また現場の工期が短くなればなるほど、仮住まいの期間も短縮できるため、建築中の生活負担も軽減することができます。
メリット02:品質が安定した工業化住宅
部材を工場内で生産することで、安定した品質を保つことができるほか、現場での組み立て後も既に屋根・壁で囲われているため、天候の影響を受けにくいのも特徴です。そのため部材の劣化などを引き起こす雨風の影響を最小限に抑え、品質を守りながら家づくりを進めることができます。
メリット03:大空間や大きな窓がとりやすい
ユニット工法は柱と梁で構造を支える“ユニット(箱)”で造られているため、広々とした一体空間をつくることを得意としています。そのため吹き抜けや、大きな掃き出し窓など大開口を間取りに取り入れたい人に適していると言えるでしょう。
こうしたメリットがある一方で、工場で造られたユニットは大型トラックなどで現場へと運ぶため、敷地の状況によっては搬入が困難な場合があります。また将来的にリフォームをする場合、建てたメーカー以外では対応できない場合が多いため、将来を見据えた計画も必要になります。
「ユニット工法」と言っても、メーカーによって得意な分野が違ったり、設計の自由度や工期、アフターメンテナンスなどが異なります。理想の住まいを建てるためには、それぞれの工法の特徴をよく知って依頼先を選ぶことも大切です。
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