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住まいさがしお役立ちマガジン

泥棒や不審者による被害を防ぐ。住宅と防犯について

お役立ち情報
2017.10.06

住まいづくりにはデザインや快適性も大切ですが、忘れずに考えておきたいのが「防犯性」です。警視庁の調べによると、侵入窃盗被害のうち一般の住宅は全体の約50%に上がります。留守の間に侵入する「空き巣」のほか、在宅中に侵入する手口も多く、もし鉢合わせしてしまったら強盗に発展して、被害を受けるケースも少なくありません。
そのため、住まいづくりには防犯意識を持っておくことも大切です。

 

 

泥棒に狙われにくい家にするため気を付けたいこと
言うまでもないですが泥棒に狙われやすいのは、「入りやすそうな家」です。高い塀に囲まれた住まいは、一見すると防犯性が高そうに見えますが、一度侵入してしまえば外から見えにくいため目を付けられてしまう要因にもなります。そのため隙間のあるフェンスや植栽など、外から見ても人の気配を感じられるような外構にすることが大切です。
そのほかにも背の高い木や物置など「足場」になってしまうものがあれば、そこが侵入口になってしまいます。また2階のベランダの見通しが悪い場合、しゃがんでしまうと外から見えなくなり、格好の隠れ場所になってしまいます。足場になりそうなものは開口部から離した場所に設置するほか、ベランダも見通しの良いつくりにすることをお勧めします。

 

 

立地や周辺環境にも気を付ける
侵入経路は敷地内だけではありません。住宅が密集しているような場所であれば、隣家との境界フェンスなどを使って侵入することもあります。そのほか人目に付きやすい場所や、見知らぬ人が歩いていても不審に思われないような場所が近くにある場合も注意が必要です。たとえば神社やお寺、大きな公園などに面している場合、不審がられずに何度も下見をすることができます。また周囲に街灯があり死角となる場所が生まれていないか、高い塀や植栽があり見通しの悪い道路になっていないかなど、周囲の環境も考慮する必要があります。

 

 

防犯意識を持つだけでも被害を減らせる


このように犯罪の経路は様々ですが、家に入る場合はドアや窓といった開口部がほとんどです。そのため窓の防犯対策を行うだけでも、犯罪被害の確立を低くすることができます。ロック機能が付いた鍵を付けるほか、補助鍵を付けておくこともお勧めです。
また窓などのガラス破りに対しては、防犯ガラスなどの割れにくい素材にすること。2枚のガラスの間に特殊なフィルムをはさみ込んでいるため、ガラスにひびが入っても貫通しにくく、そこから手を差し込んで鍵を開けることができません。

 

そのほか上記ようなケースに該当しない場合でも、普段から防犯意識を高く持つことは大切です。防犯対策としてはよく言われることですが、住人同士のコミュニティが盛んなエリアでは侵入窃盗などの犯罪が少ない傾向にあります。普段から住人同士で声を掛け合って、どんな人が住んでいるかをお互い把握していれば、不審な人物や見覚えのない人に対して、注意を払ってくれることになります。

住まいさがし、家づくりをする際「自分だけは大丈夫」と思わず、防犯の視点からも問題ないか、チェックしてみることをおススメします


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