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人に優しい家づくり 自然素材を注文住宅にとり入れてみよう

注文住宅
2018.02.26

小さなお子さまのいらっしゃる方は、建材に含まれている化学物質によって引き起こされる、「シックハウス症候群」や「アトピー」などの健康被害が特に気になるのではないでしょうか。そうした不安をお持ちの方におすすめしたいのが、無垢材や漆喰など、化学物質が含まれない自然素材で建てる家です。自然素材ならではの特性を知って、住まいづくりにとり入れてみましょう。

身体に優しい天然木ならではの特性を持つ「無垢材」

「無垢材」のフローリングを素足で歩いてみると、「柔らかさ」や「暖かさ」を感じます。これは天然木の持つ“熱伝導率の低さ”という特性によるものです。天然の木には細かい穴がたくさん開いており、そこに空気の層をもっています。その空気の層が、熱さや寒さなどの急激な温度変化を防ぎ、素肌に心地いい温度を届けてくれるのです。

また天然の木は“調湿性”に優れているという特性もあります。雨など湿気の多い日には水分を吸収し、逆に乾燥している日は水分を放出することで、湿度を一定に保ってくれるためアレルギーの原因になってしまうカビの発生を抑制するという効果も期待できます。

 

調湿性に優れ、カビの発生を抑える「珪藻土と漆喰」

自然素材の壁材としてよく使われているのが、珪藻土と漆喰です。数年前「珪藻土バスマット」が話題になったため、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
珪藻土の特徴はバスマットに使われていることからも分かる通り、「調湿性」に優れていることが魅力です。表面に細かい孔を持っているため通気性が良く、湿気を吸収・放出することで、居心地の良い空間を作ってくれます。また結露の発生も抑えてくれる効果もあるため、アレルギーの原因となってしまう、「カビ・ダニ」の抑制にもつながると言われています。

漆喰は火に強い特性を持っているため、日本古来よりお城の外壁や蔵など建材として使われている自然素材です。さらにシックハウス症候群の要因としても知られている、ホルムアルデヒドを吸着して、空気をきれいに保ってくれるという特性も持っています。

 


 

自然素材には上記のような特性があり、室内環境にこだわる方や快適な暮らしを求める方にはおすすめの建材です。上手に取り入れて安心・安全に過ごすことができる住まいづくりを実現してみてください。

 

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