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モデルハウスを一晩貸し切り!「宿泊体験」できるモデルハウスとは?

お役立ち情報
2019.04.02

家づくりをされている方なら一度は訪れるモデルハウス見学。通常はスタッフの案内を受けながら、住まいを見学していきますが、住宅会社によっては「宿泊」できるモデルハウスを公開しています。今回は宿泊体験モデルハウスでどんな体験ができるのか、またどんなメリットがあるのかを、木の城いちばんさんに伺ってみました。

 

「宿泊体験」できるモデルハウスとは?

一般的にモデルハウス見学は日中、常駐しているスタッフと一緒に見学するという印象があると思いますが、“車を試乗するように、家を試すことができる”というのが宿泊体験モデルハウスの特徴です。モデルハウスで一晩、家族だけの時間を過ごすことで、日中見学するだけではわからない、温度の変化や空気環境、音の響き、木のあたたかさなど、五感を使って住まいを丸ごと“体感”することができます。

 

「弊社では夕方から翌日の朝までモデルハウスで宿泊体験していただいています。モデルハウスの間取りや広さはもちろん、夕方から夜、朝まで過ごしてもらうことで、温度の変化を感じてもらったり、弊社の特徴である木の経年変化や自然素材に包まれた空間を感じていただきたいと思っています」

 

しかし、宿泊体験モデルハウスは、一般的なモデルハウス見学よりも敷居が高そうなイメージがあります。どんな人が利用しているのでしょうか。

 

「すでに弊社で打ち合わせをされている方から、家づくりを始めたばかりという方まで、幅広く利用いただいています。当モデルハウスには、家具もそろっているし、歯ブラシやシャンプーなども置いているので、一泊旅行のように気軽に利用していただければと思います」

住宅会社スタッフに聞く、「宿泊モデルハウス」のメリットとは?

「雑誌やインターネットでモデルハウスを見るだけでは、建物の大きさや質感などは分かりませんよね。そこで次の段階で見学会に参加すると思うのですが、そこからさらに一歩踏み込んで、より深く住まいを“体感”できるのが「宿泊体験モデルハウス」のメリットです」

 

木の城いちばんさんの宿泊体験モデルハウスの特徴は、吹き抜けのあるスキップフロアのリビングや広い土間収納、オンリーワンの柱や梁、自然素材で作られた室内環境、そして断熱・気密性を高めた、一年中エアコン1台で快適に過ごせる空間です。
モデルハウスに長時間滞在してみないとわからない、時間経過による寒さ暑さの変化や、2階の足音など防音の性能、夕方~夜~朝を通して暮らしをシミュレーションすることで、住まいのイメージがより具体的になるとおっしゃいます。

 

「実際に宿泊された方にアンケートをお願いしているのですが、自然素材に囲まれた空間によって、モデルハウスでは朝までぐっすり眠ることができたり、朝起きて床に素足が触れたときに木の暖かさを感じたり、一晩過ごしてみないとわからないことを体験されています。また暮らしをシミュレーションすることで、自分の理想の間取りや好みのインテリアなども、体感できるのは大きなメリットではないでしょうか。そして、お風呂やトイレなどモデルハウスでは通常、使うことができない住宅設備を使えることも大きなメリットです。キッチンで調理することはできませんが、IHコンロでお湯を沸かしたりタッチレス水栓などは体験いただけるので、使い勝手を確かめることができます」

 

また冷暖房がフルに稼働する真冬や真夏は、住まいの断熱・気密性が体感しやすいため、これらの季節に宿泊体験することもオススメとのこと。自分たちが現在住んでいる住居との比較がしやすく、説明を受けただけでは分かりにくい時間や季節の変化を肌で感じることができるため、今後家づくりをしていく上で大切なヒントが得られるそうです。

 

「宿泊体験は敷居が高いと思われるかもしれませんが、家づくりをするうえでプラスになると思いますので、弊社のモデルハウスに限らず気軽に体験してもらいたいですね。そこで、もし「ちょっと違うな…」と感じても、ひとつ判断基準を得ることができるので、ムダにはならないと思います」

 

モデルハウスの中で家族同士ゆっくり住まいづくりの話をしたり、暮らしをシミュレーションしたりすることで、住まいをより深く”体感”することができる「宿泊体験モデルハウス」。これから住まいづくりを考えていらっしゃる方は、雑誌やインターネットを見たり日中見学しただけでは分からない、空気感や素材の質感などを体験することで、より満足度の高い家づくりができるのではないでしょうか。

 


 

取材協力

株式会社 木の城いちばん

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