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街なかのモデルハウス 戸建て分譲住宅の見学ポイント

住宅基礎知識
2017.10.06

家づくりをされていると、さまざまなモデルハウスや間取りプランなどを見ることがあると思いますが、「豪華なプランで現実感がない」「大きさや広さが分からない」ということはありませんか。
そこで皆さんに見学してほしいのが、街なかに建てられた“分譲モデルハウス”です。 居住を目的として販売している物件なので、住まいの大きさや使い勝手、建材の質感などを体感できる、暮らし目線のサイズ感が魅力です。
そのため注文住宅を検討されている方も、自分が建てようと思っている間取りと似たような完成済み物件があれば見学してみることをおススメします。
 

分譲住宅見学のポイント

・キッチンや洗面などの水まわり
日常的によく使用するキッチンは、使い勝手とスペースの広さを確認してください。自分の調理スタイルに広さや設備が合っているか、実際に立ってみてイメージしてみましょう。食器や調理家電を多く持っている人は、キッチンまわりの収納量も要チェックです。
そのほか浴室や洗面室は使いやすい大きさかどうかはもちろん、お子さまと一緒に入浴する場合には、余裕のあるスペースが必要です。また家族が多い家庭では、朝は特にトイレや洗面所が混み合うため、複数あった方が便利です。皆さんの家族構成や暮らしかたを照らし合わせて見学してみることをおススメします。
 

 

・各部屋の収納スペース
暮らしの快適性はもちろん、住まいの見た目にも大きく影響するのが収納です。実際、注文住宅を建てられた方で「収納をもっと作ればよかった」というのは、よく聞く意見です。
現在の持っているモノだけではなく将来家族が増える予定がある、家族構成が変わる可能性があるといった場合には十分に余裕があるか確認しておきましょう。また奥行きが浅くてあまり入らなかったとか、背の高いものが入らなかった、などということがないように、手持ちの品物の量や大きさを把握しておくことも大切です。
 

 

・部屋の中から見える風景もチェック
実際の分譲地に建てられている分譲モデルならではの魅力は、住まいのなかから見た外の様子を確認できることです。
室内の明るさや風通しのよさをチェックするのはもちろんですが、視界を遮るようなものがないか、道路側から家の中の様子が丸見えになっていないか、などを各部屋の窓からチェックしておきましょう。
 

 

・建物周囲の環境にも目を向ける
完成済み物件を購入する場合、そこに住むことになるため、住宅だけを見ればいいわけではありません。周囲に日常的に使えるお店があるか、通勤・通学に支障はないかなどにも注目しておくことが大切です。
特に岡山であれば駐車スペースの台数は重要。「今は小さな車だけど、子供が産まれたら大きな車に買い替える」「将来子供が大きくなったら、もう一台クルマが必要」といった場合は、十分な駐車スペースが必要になってきます。
また、時間帯を変えて見学してみることもオススメします。昼に見学した時には良い環境だと感じても、交通量が変わったり、街灯がなく周囲に死角ができていたり、昼間とは違う面が見えてきます。特にお子様のいる家庭であれば、安心して暮らせる環境かどうかはしっかり確認しておきましょう。
 

 

見学は事前予約と準備は忘れずに!
公開されている物件でも、担当者が不在で見学できなかったり、カギがかかっていたり、ムダ足になってしまう場合があります。
見学したい物件を見つけたら事前に電話やインターネットで予約をしておきましょう。スムーズに案内してもらえますし、せっかくの機会だからこそ、プロの説明を受けながら見学することで、より住まいへの理解を深めることができます。
その際、家族の要望を出し合って、それぞれ譲れない条件を決めておくと見学はよりスムーズ。見学時に要望を伝えることで、希望に合った物件を優先的に紹介してくれるなどのメリットもあります。
 

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気になる物件を見つけたら、何度でも見学!自分の目で物件を見学するのは住宅購入の基本です。一生に一度の大きな買い物だからこそ、何度も足を運んで見学することをおススメします。
また1カ所だけで判断せず、複数の物件を見比べることも大切。物件を見る目を養って、理想の住まいを見つけてください。


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