住まいづくりの第一歩! 総合住宅展示場を活用するための準備と見学ポイントをご紹介
- 住宅基礎知識
- 2018.06.29
住まいづくりを考えはじめた人の多くは、まず総合住宅展示場に足を運ぶと思います。しかし見学したことがある人ならわかると思いますが、「なんとなく」という気持ちで見学しても得るものは少なく、自分たちの家づくりに生かすことはできません。こで今回は住宅展示場を見学する前に抑えておきたいポイントを3つご紹介していきます。
1. 見学の前にはホームページや雑誌をチェック
すでに住宅展示場に足を運んだことがある方であれば分かると思いますが、一日で多くのモデルハウスを見学するのは意外と疲れるものです。しかもどんな住宅を見学しても「ただ見るだけ」で終わってしまい、何の収穫もないまま終わってしまうことも少なくありません。そこで重要になるのが事前準備です。当たり前に感じるかもしれませんが、見学したい住宅会社をリストアップしてホームページをチェックしたり、雑誌等を見て、気になる点や実際に確認したいところをメモしておくだけでも見学の質が上がるはずです。またより自分の理想に近い家に出会えるように、家族全員で「どんな家に住みたいか」という具体的な希望を共有しておきましょう。「こんなデザインの住まいにしたい」「使いやすいキッチンが欲しい」「書斎スペースをつくりたい」など、要望を明確にしたうえで見学することで、理想の家に近い住宅を見つけられる可能性が高まるでしょう。
2. 営業担当者と積極的にコミュニケーションをとろう
住宅展示場を見学した場合、最初に応対した営業マンが今後、一緒に家づくりを行っていく担当になることがほとんどです。そのため営業マンの人柄や対応力を知るためにも、不明点や気になる点を積極的に質問してみましょう。そこで重要になるのが前項でも挙げた事前の準備です。その住宅会社の特徴をある程度把握したうえで、質問することで一歩踏み込んだ応対をしてくれるはず。また要望や希望するライフスタイルに対して、的確な答えを返してくれるほか「できること・できないこと」をしっかり答えてくれたり、解決策を提案してくれると提案力があると判断できるでしょう。そのほか重要になるのが営業マンとの相性です。年齢のほか趣味やセンスなどが近かったりすると、家づくりに対する想いが共有しやすく、マイホームの満足度が高まるでしょう。
3. 土地やお金の相談も遠慮せず積極的にしよう
現在、マイホームを建築する土地が決まっていない場合、住宅展示場で相談してみることもおすすめです。また資金面に不安があったり、自分たちの資金でどの程度の住まいを立てることができるのか分からない場合も、しっかりと状況を伝えて相談してみましょう。住宅会社の営業マンは資金計画についても精通しています。多くの人にとって人生で一番大きな買い物となるだけに、不安が残らないよう不明点は積極的に質問しておきましょう。
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