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無理なく返済できる住宅ローン借入金額の目安とは?年収と住宅ローンの関係を知ろう

住宅ローン
2019.03.18

 

マイホーム購入において「住宅ローン」は、もっとも重要な要素のひとつ。これから住宅購入を考えている方のなかには、自分がいくら借りられるのか、また無理なく返済できるのか、不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、年収と住宅ローンの関係性と、借入金額のポイントについてまとめてみました。

まずは物件購入予算と住宅ローンの組み方について考えよう

住宅ローンを組んでマイホームを購入したあと、家計に無理のない返済をするためにも、まずはいくらまで借りられるかを知ることが重要です。一般的には返済額を「年収の25%以内」に収めることが目安と言われています。たとえば年収300万円の場合、年間の返済額が75万円以下になるように借りる必要があります。これを12ヵ月で割ると1カ月当たりの返済額は6万2500円。「フラット35」でシミュレーションすると、借りられる金額は約2000万円になります。(※金利1.27% 元金均等にてシミュレーション)

ただし実際の住宅ローンの支払いは、税金や社会保険料を払った後の、手取り金額で返済することになるため、手取りで計算しなおすと、30%近くになってしまうというケースも少なくないため注意が必要です。生活費や教育費など、住宅以外の支出は家庭によって異なるため、25%以内なら大丈夫とは一概に言うことはできません。住宅ローンをいくら借りられるかは上記の計算を目安に、先々の収入や教育費なども考慮しておくことが大切です。

 

将来の収入や教育費を考慮した返済計画

前述した通り住宅ローンを借りる人の年収や生活、家族スタイルなどによって変化しますが、毎月無理なく返済できるのは5~10万円程度と言われています。ただし子供の教育費が予測していたよりも増えることで返済が厳しくなったり、予期せぬ理由によって収入が減ってしまったり、親を介護する必要が出てきた……など、想定外の出来事は誰にでも起こり得ることです。そういった「不測の事態」に対応するためには、将来の生活設計をシミュレーションしてくれる専門家であるファイナンシャルプランナーに相談することも考えておくとよいでしょう。

住宅ローンの支払いは何十年も長期間にわたるものです。そのため将来の収入や家庭環境などを考慮した、無理のない住宅ローンの借り入れをすることが重要になります。また資金に余裕ができたときには貯蓄する以外にも、その都度繰り上げ返済に回して早めにローンを返済することもできます。現在の年収や毎月の生活費、子どもの教育費や車の買い替えなど、将来の予測などをよく考えて、無理のない資金計画で家を買うように心がけて、余裕のある暮らしを実現しましょう。

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