注文住宅を購入するとき自己資金はいくら用意すればいいの?
- 資金計画
- 2018.06.25
マイホームを手に入れるためには、土地代や建築費用など様々な費用が必要になりますが、購入前にはどの程度の予算を用意しておけばよいのでしょうか? 今回は注文住宅を購入する場合を例に挙げて、用意しておきたい「自己資金」の目安についてご紹介します。
注文住宅購入時に必要な費用は?
住宅購入でまず必要になるのが住宅ローンの「頭金」です。近年では住宅を購入する際、頭金ゼロで購入されている方も増えていますが、頭金を用意する場合は住宅購入価格の約20%を支払うことが一般的とされています。しかし住宅購入には、頭金以外にも住宅ローンを借りるときの手数料や各種税金などの「諸費用」が必要になります。
また諸費用の目安についてですが、新築注文住宅の場合は購入価格の約3~7%といわれているため、自己資金の中から諸費用分の予算を確保することを忘れないようにしましょう。そのほか近隣に実家など仮住まいできる場所がなければ賃貸住宅を借りる必要があるほか、新居で使う家具・家電を購入する資金も準備しなければいけません。
自己資金はどのくらい用意したほうがいい?
上記のような費用を考えた場合、頭金と諸費用を合わせて住宅購入価格の約20%~30%程度の自己資金を用意することをおすすめします。また住宅ローンによっては諸経費をローンの中に含むことができない場合があります。そのため諸費用は住宅ローンが融資される前に支払う必要があるため、住宅購入前にどんな資金を用意すればいいか頭に入れておきましょう。
このように注文住宅の購入時には、建築費用や土地代だけでなく、諸費用や税金をはじめとしたさまざまな資金が必要になります。住宅購入の資金計画を建てる時には、住宅会社やファイナンシャルプランナーなど専門家に相談しながら、余裕のあるプランを立てることをお勧めします。