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住まいの買い方講座:中古住宅のメリット・デメリットと、購入時に注意するポイントは?

中古住宅
2018.05.01

近年、家族のライフスタイルに合わせたリフォーム工事を前提にして中古住宅を購入する方が増加しています。しかし中古住宅には新築住宅と比べて安価という大きなメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意点もあります。そこで今回は、中古住宅購入時の注意点や選び方のポイントをご紹介します。

 

中古住宅購入のメリットは?

中古住宅には大きく分けて三つのメリットがあります。まず大きなメリットとして、新築住宅に比べて安価ということが挙げられるでしょう。似たような間取りと広さの新築物件と、中古物件を比べた時に、新築と比較して約2割~5割程度安くなるとされています。そのため住宅ローンを借り入れる期間も、新築と比べると短く済ませることができ、家計の負担を減らすことができます。 ふたつ目は立地です。新しく更地の土地ができにくい、市街中心部や駅周辺などでも中古住宅であれば売り出される可能性が高く、住みたいエリアがはっきりと決まっている人にとっては大きなメリットとなります。最後のメリットは、物件を実際に見学できるということです。図面を見ただけでは分かりにくいサイズ感や、日当たり・眺望のほか内装や外装もチェックできます。またリフォームを前提として物件探しをする際にも、間取り変更のイメージがしやすいというメリットもあります。

 

 

中古住宅のデメリット

一方でデメリットとなるのは、築年数の長い物件であれば経年による老朽化・劣化がある点です。時に気を付けたいポイントは、耐震性や構造に関わる部分です。床下がシロアリの被害を受けて腐食していたり、基礎部分にヒビが入っているなど、建物を支える重要な部分に劣化があった場合、大掛かりな修繕が必要なケースもあります。その場合は、買い手の負担になってしまうこともあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

また物件選びの目安として、昭和56年6月1日以前に建築確認を取得した建物は、旧耐震基準で建てられている場合があるため、巨大地震が発生した際、倒壊する恐れがあります。そのため購入時に診断や検査を依頼するなど、住まいの状況を把握しておくことも大切です。

 

中古住宅購入で注意したいポイント

また中古住宅を購入する場合、新築住宅と比べて優遇措置などを受けられないケースもあります。そのため物件によっては、新築よりもコストがかかってしまう可能性もあるため、自分たちにとって新築・中古どちらの選択が良いのか、しっかり話し合っておくことも大切です。中古住宅は、築年数や工法、現在の状況、リフォームの有無などで住宅としての価値が異なります。購入後に後悔しないためにも、現在の状況をしっかり把握して選ぶことが大切です。

 

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